住信SBIネット銀行の特徴5選

金融

住信SBIネット銀行は、ネットバンクとしての利便性と多彩なサービスを提供しています。
普段メガバンクや地方銀行を利用している方々にとっても魅力的な選択肢となるでしょう。
この記事では、住信SBIネット銀行の特徴を5つ厳選してご紹介します。

住信SBIネット銀行の特徴5選

ほぼ無条件でATM利用手数料と振り込み手数料が毎月5回無料


住信SBIネット銀行より引用

スマートプログラムとATM利用無料回数

他の多くのネットバンクでも制限付きでATMを無料で使える場合がありますが、月に1~3回程度が標準であり、しかも条件が厳しい場合も多く、住信SBIネット銀行のほぼ無条件に月5回無料で利用可能というのは破格と言えます。

さて、ほぼ無条件と述べたのは、厳密には条件があるからです。

住信SBIネット銀行では、スマートプログラムと呼ばれる「商品・サービスの利用に応じて、ATMや振込の手数料無料やポイント獲得などの特典が受けられる住信SBIネット銀行の優遇プログラム」があります。
商品・サービスの利用に応じてスマートプログラムのランクが決まり、ランクによって、ATMや振込の手数料無料回数が決まります。

住信SBIネット銀行より引用

ランク2になると、ATM利用手数料無料回数が月5回になるのですが、そのための条件が「スマート認証NEO」の登録です。

「スマート認証NEO」とは、「住信SBIネット銀行」アプリとスマートフォンに登録された本人確認情報を紐づける認証機能で、パスワード等による認証に比べ、より安全かつスムーズに取引するためのサービスです。

住信SBIネット銀行より引用

誰でも無料で簡単に登録でき、セキュリティーを高めるだけでなく、ランク2になることで月5回まで手数料が無料になります。

「スマート認証NEO」に登録しなくても銀行として利用できるのですが、ノーリスクなので登録しない理由はないですね..

ちなみに、ランク3で月10回、ランク4になると月最大20回ATM利用手数料が無料になりますが、個人利用では月5回もあれば十分足りるのではないでしょうか??
ランク3であれば比較的簡単にクリアできるので、月5回で足りない方は狙ってみると良いでしょう。

【参考】住信SBIネット銀行でスマプロランク3を目指すならこれだ!

多彩なATMネットワーク

無料で利用できても近くに使えるATMがなければ意味がありませんが、住信SBIネット銀行では、コンビニATMやイオンATM、ゆうちょATMなど、幅広いATMネットワークを利用することができます。
どのATMを利用しても通常月5回まで無料で利用可能です。
そのため、地域によって制約されることなく、利便性の高いATM環境を享受することができます。

余談になりますが、例えばイオン銀行の場合、セブンイレブンのATMは利用できません。
これは、イオンとセブンイレブンを運営しているセブン&アイ・ホールディングス(総合スーパーイトーヨーカドーを展開)がライバル関係にあるため利用できなくしていると想像されます

他行宛振込手数料


住信SBIネット銀行より引用

他行宛振込手数料無料回数も前述したスマートプログラムのランクにより決まり、ランク2で月5回まで無料です。
(ATM利用回数とは別で、ATM利用回数、他行宛振込それぞれ5回まで無料)

つまり、振込手数料も、ほぼ無条件で5回まで無料ということになるのですが、これまた異例とも言える内容で、他のネットバンクを見渡してもあまり類をみません。

これにより、定期的な振込などを行う場合でも、手数料を気にすることなく利用することができます。

なお、ATMと同じく、ランク3で10回、ランク4で20回まで無料です。

完全なる自動化とハブ銀行としての価値

定期的な振込を手数料無料&完全自動化


住信SBIネット銀行より引用

住信SBIネット銀行では定額自動入金サービスを利用することで、毎月の決まった金額を手数料無料でいつも使っている他口座から資金移動することができます。

さらに、これを定額自動振込サービスと組み合わせることで、一度設定さえしておけば、以降は家賃等の振込作業を完全自動化することも可能です。
もう家賃の振り込み忘れはありません。

住信SBIネット銀行より引用

ハブ(中継)銀行として利用する

あなたが普段A銀行とB銀行を利用しているとしましょう。
A銀行からB銀行に資金を移動したいとします。
一般的にはA銀行のATMで出金し、次にB銀行のATMで入金するでしょう。わざわざ銀行を梯子して..
もしくはA銀行からB銀行に振り込みするでしょうか?手数料を払って..

住信SBI銀行を利用すれば、問題は解決します!

もうお分かりでしょう。
定額自動入金サービスを利用してA銀行から自動で住信SBI銀行に入金します。
次に定額自動振り込みサービスを利用して、住信SBI銀行からB銀行に振り込みします。
一歩も外出することなく、しかも無料で。

A銀行 → 住信SBIネット銀行 → B銀行

SBI証券との親和性

すでにSBI証券の口座を持ってる方も、持ってない方も、SBI証券口座とセットで持つことでメリットを享受できます。

SBIハイブリッド預金で金利がお得


住信SBIネット銀行より引用

SBIハイブリッド預金」はSBI証券と連携した円預金です。
ご自分のSBI証券口座の買付余力に自動的に反映されます。

「SBIハイブリッド預金」は「普通預金」よりも金利が高めです。
そのため普通預金においておくよりも「SBIハイブリッド預金」に振替しておくほうが得します。
なお、預けておくだけで株は買う必要はありませんし、好きな時に代表口座の「普通預金」に移動できます。

為替手数料が安い


住信SBIネット銀行より引用

外貨を購入・売却する場合の為替コスト(手数料)がかなり安いです。

例えば米国株式を購入したい場合、証券会社で直接購入するよりも、住信SBIネット銀行で米ドルを購入し、その米ドルをSBI証券に送りドル建てで米国株式を購入することができます。
これにより購入費用を節約できます。

デビットカードが優秀


住信SBIネット銀行より引用

業界水準以上の高還元率

キャッシュカード一体型デビットカードの還元率が高水準です。
デビットカードは数種類存在し、種類により還元率が違うのですが、還元率が高く ApplePay/GooglePay にも対応している一般のマスターカードを選ぶといいでしょう。

プラチナデビット

一般のデビットカードの年会費は無料ですが、プラチナデビットカードだけは年会費がかかります。
年会費は11000円です。高い??

年会費がかかる代わりに、さまざまな特典が付帯するプラチナデビットですが、モバイル端末保険が自動付帯されているのが住信SBIのプラチナデビットの最大の特徴です。

スマートフォンなど対象通信端末機器の損害状況に応じて、修理費用として最大100,000円を年1回支払ってくれます。
このモバイル端末保険、驚くことに、ゲーム機やPCも対象です。

公営競技・宝くじへの対応


住信SBIネット銀行より引用

多くの公営競技・宝くじに対応しているのも住信SBIネット銀行の特徴です。
楽天銀行、PayPay銀行、住信SBIネット銀行のうち、いずれかの口座を一つ持っていると、ほぼ全ての公営競技に参加できます。

まとめ

住信SBIネット銀行は、誰でもほぼ無条件にATMや振込手数料を月5回まで無料で利用可能であることが大きな利点です。
また、ネットバンクの中でも各種新サービスへの対応が非常に速く、自動化できる箇所も多く、お金をかけずにお金の管理の自動運用ができるといった特色を備えています。

住信SBIネット銀行は、これまでの銀行利用に不満を抱えていた方々や、ネットバンクに対して漠然とした不安感を抱いている方々にとっても、積極的な選択肢となるでしょう。
ぜひ、住信SBIネット銀行の特徴を理解し、そのメリットを享受してみてください。

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